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天達共和が中国PPPコンサル機構フォーラムに参加

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PPP規範発展専門フォーラム及び中国PPPコンサル機構フォーラム第1期第1回理事会第1回会議が12月22日、北京金龍潭大飯店で盛大に開催された。天達共和パートナー姚毅弁護士及び翟聳君弁護士が理事機構の代表として会議に出席した。

中国PPPコンサル機構フォーラムは、中国国際工程諮訊公司が大々的に提唱し、天達共和法律事務所とPPPコンサルティングサービスに従事するその他各種コンサルティング機構、法律事務所及び会計士事務所が共同発起人となって設立された。中国のインフラ建設分野での投資融資体制の改革を推し進め、中国のPPP専門的コンサル能力の向上を図り、中国PPP事業の持続可能な発展のために強力な専門的サポートを提供することを、その設立の趣旨としている。天達共和法律事務所は、フォーラムを支える64の理事機構の一つである。


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今回のフォーラムには、PPP分野から様々な業界の専門家、学者ら120名あまりが参加し、第1期理事会に参画した。会議の席で、国家発展改革委員会の投資部門の韓志峰副部長、中国国際工程諮訊公司の王安総経理、清華大学PPP研究センターの主席専門家である王守清教授、北京大岳諮訊有限公司の金永祥総経理らPPP業界をリードする面々がテーマスピーチを行なったほか、理事機構により「中国PPPコンサル機構フォーラム定款(草案)」が審議・採択され、フォーラムへの新会員の入会などに関する提言草案などの議題が盛り込まれた。

午後開かれた座談会では、各理事機構から参加した代表がPPP様式の健全な運営、PPPプロジェクト資本金の透明な管理、PPPコンサルティングサービス市場に対する長期的且つ有効な管理システムの確立などPPPをめぐる多くの問題について熱心な討論を繰り広げた。天達共和からはパートナー翟聳君弁護士が出席して即席のスピーチをした。

スピーチの中で翟弁護士は、リーガルサービス機構とコンサルティング機構とが密接に提携し、弁護士が政府機関のためにサービスを提供する際には、プロジェクト契約書の起草や修正のみに関わらず、プロジェクトの実施方案を作成する段階からコンサルティングサービスに介入し、PPPプロジェクトのコンプライアンスを総合的に把握する必要があることを強調した。その後、翟弁護士はさらに、現在多くの注目を集めている資産証券化について実務経験を紹介し、資産証券化の歴史的背景と経過及びPPP資産証券化における資金調達問題などをめぐり、参加者と討論を繰り広げた。最後に、翟弁護士は、プロジェクト融資、建設及び運営の各段階におけるPPPプロジェクトコンサルティングの最大の難点に言及するとともに、これらの難点を的確に把握することにより全面的な総合コンサルティングサービスを提供することが可能となると結論付けた。

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PPP規範発展フォーラムの及びPPPコンサル機構フォーラムの第1期理事会第1回会議が成功裏に終了したことを祝うとともに、中国PPPコンサル機構フォーラムが中国PPP事業に強力な専門的サポートを提供し、中国PPPコンサル機構フォーラムの益々の発展を祈る。


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