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陳宝姝弁護士が重慶外資企業協会のファイナンスリース委員会フォーラムに参加

重慶市外商投資企業協会・ファイナンスリース業委員会第3四半期会議が2017年9月7日、重慶で行なわれた。重慶市外商投資企業協会・ファイナンスリース業委員会の法律顧問を務める、天達共和法律事務所パートナーの陳宝姝弁護士が招きを受けて同会議に参加し、テーマスピーチを行なった。

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会議では、重慶市外商投資企業協会の匡衡秘書長が司会を務めた。まず、重慶市商務委員会外資処の劉侃処長が2017年度における外資ファイナンスリース会社の業務調査報告をし、総括と提言を行なった。その後、中国外資ファイナンスリース委員会副会長兼秘書長劉開利氏が中国金融作業会議の趣旨とファナンスリース業界に対する影響についてスピーチを行なった。会議に出席した重慶市内の主なファイナンスリース会社の代表者が次々と発言し、自社業務分野と範囲及び業務を展開する過程で発生する様々な問題を提起し、活発な討論を繰り広げた。

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中国外資ファイナンスリース委員会副会長兼秘書長劉開利

 

会議の席上、陳宝姝弁護士は、ファイナンスリース会社の代表者が提起した問題について、「ファイナンスリース取引における物権」をテーマとしたスピーチを行なった。陳弁護士は、「物権はファイナンスリース取引の基本的な要素の一つである」、「ファイナンスリース取引におけるリース資産の基本的要素」、「現在のファイナンスリース取引における物権保障の面に存在する主たる問題」及び「ファイナンスリース取引における物権をめぐる紛争の司法実務とケーススタディ」などの内容をめぐる、ファイナンスリース取引における物権の重要性と役割について、全面的かつ系統的な解説を行なった。また、ファイナンスリース会社が関心を寄せている非通用資産に関するファイナンスリース取引において注意すべき点について、会議に参加したファイナンスリース会社の代表者らと熱心な討論を繰り広げた。会議終了後、ファイナンスリース会社の代表者からは口々に今回の会議への賛美の辞が語られた。そして、今後も引き続きこのような会議での交流と学習の場を望む声が多く聞かれた。


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