先日、深セン国際仲裁院(別名:「華南国際経済貿易仲裁委員会」「粤港澳大湾区国際仲裁中心」または「深セン仲裁委員会」、英語略称:SCIA)より新たに選ばれた仲裁員に関する「深セン国際仲裁院仲裁員名簿」を公表した。天達共和法律事務所パートナーの周琦、王太力、阮思宇など複数名の弁護士が当該名簿にリストアップされ、深セン国際仲裁院の新期仲裁員となった。選ばれた弁護士たちはそれぞれ天達共和北京、深センオフィスに所属する者で、また、新たに選ばれた仲裁員の任期は2022年2月21日からの3年間となっている。
深セン国際仲裁院は1983年に創設され、中国改革開放後に各省市が設立する初めての仲裁機関で、また粤港澳地区の初めての仲裁機関でもある。中国で最も早い時期に海外仲裁員を招聘した仲裁機関として、深セン国際仲裁院は引き続き仲裁員組織の国際化に力を入れ、仲裁員名簿に掲載されている仲裁員は世界114の国と地域から選ばれた者で、「一帯一路」沿線の国を殆どカバーしている。新たに「深セン国際仲裁院仲裁員名簿」に掲載された仲裁員は、2022年2月21日から起用することとなっている。
天達共和は重大で判断のつきにくい複雑な訴訟と仲裁事件に長けていて、今まで引き受けてきた多くの代表的な事件は、最高人民法院及び中国国債経済貿易仲裁委員会より事例として収録された。今回新たに選ばれたパートナー弁護士たちはいずれも業界のベテラン弁護士で、長年にわたってそれぞれの地域及び業界分野で仲裁員を務めてきた。将来に向けて、天達共和は引き続き商事紛争解決の優位性を発揮し、市場ニーズの変化に合わせて、国際貿易業務の新な局面に積極的に対応し、同業者たちと連携して邁進し、力を合わせて革新しつづけ、国際仲裁法律事業の発展に貢献していくつもりである。