2022年9月13日、中華商標協会の馬夫会長を天達共和法律事務所へ招き、意見交換会を実施しました。当日は、天達共和北京オフィスの管理パートナーの菅氷弁護士、パートナーの龔建華弁護士が馬会長を温かく迎え、活発な意見交換を行いました。
馬会長は冒頭に、天達共和の長年にわたる協会業務へのサポートに対し感謝の意を表したあと、現在の国内外の全体的な情勢及びコロナ禍という大きな環境において知的財産権業界が直面している厳しい挑戦について深くかつ緻密な分析を行いました。馬会長は、このような大きなバックグランドの中で、知的財産権法律機関としてしっかりした予測と計画を立て、「中国企業の海外進出」向けに、知的財産権に関するリーガルサービスを確実に行う必要があり、また、従来の権利確定と権利維持業務以外に、ブランド運営の強化に関するリーガルサービスをより考慮し、市場主体に付加価値の高いサービスをより一層提供できるようにした方が良いと指摘しました。
また、馬会長は最近協会が執り行っている主な取り組みについて紹介され、その中で、商標分野に関する一連の専門的な研修会、シンポジウム、課題研究、専門要員に対する等級認定及び他業界協会や産業パークとの連携等に言及されました。馬会長は、協会の専門プラットフォームの役割を発揮し、様々な形で商標分野に関する理論研究と実務交流を行うことを通じて、国の法律法規政策の打ち出しのために、深慮した参考意見を申し立て、市場主体により操作性のある解決策を提供できるようにすると意思表示されました。さらに馬会長より、天達共和の豊富な経験を持つ弁護士、商標代理人がより協会の取り組みにかかわれるようにし、協会の関連業務について意見を述べ、協力を提供し、共に業界の発展を推進して欲しいとの要望がありました。弊所はこのような意見交換を経て、今後も商標を含む知的財産業界の発展のため、様々な機関との協力、協調、新しい課題への挑戦を続けて参ります。