2022年12月27日に広東省高級人民法院は｢広東省法院第五次広東・香港・マカオ大湾区越境紛争典型案例」を発表し、天達共和法律事務所上海弁公室のパートナー蒋鶴婷弁護士及び高茵（イン）弁護士が代理した｢郭富城氏が広州合美実業有限公司を訴えた肖像権紛争案」【広東省自由貿易区南沙ブロック人民法院（2020）粤0191民初9517号】が入選された。本案は多方面からの注目を受け、｢環球時報｣、｢証券時報｣、｢搜狐網｣、｢ニュース坊｣など、有名なメディアが本案を報道した。

蒋鶴婷弁護士及び高茵（イン）弁護士は本案の原告である中国・香港の有名芸能人である郭富城氏を代理した。最終判決によると、裁判所は郭富城氏の肖像権が侵害された状況に対して、被告に経済損失100万元を賠償するよう判決した。この案例は肖像権侵害類型案の中で裁判所の判決金額が比較的高く、蔣鶴婷弁護士と高茵（イン）弁護士は専門知識と業務経験を十分に活用して原告郭富城氏の権益を最大限に守った。本案では、郭富城氏からの委託を受けた後本所の蔣鶴婷弁護士と高茵（イン）弁護士が原告の知名度、肖像権侵害者の過失の程度、事件に関する肖像と使用された名前の数、範囲、用途、時間が与えた影響及び現在の市場要素などから積極的に証拠を収集して固定し、本案の勝訴及び法院による賠償金額の確定に確固とした基盤を提供した。